あれこれブログ

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【子育て】共働きでの子育てはひたすら大変

我が家は夫婦ともに共働きで、わたしが会社員、妻が学校教員である。

 

お互いフルタイムワーカーなので保育園の送り迎えも曜日ごとの当番制にしている。

 

朝も早く2歳児の子どもも含め6時起きで、7時前には家を出る。迎えは18時過ぎるので年間で延長申請を出している。

 

18時過ぎてお迎えに行くときは園児もほとんど帰っており、残っているのは2,3人。わたしが早く迎えに行けるときは、仕事を早めに切り上げて16時とかに迎えに行けるが、やはり頻繁には行けないのが現状。

 

先日妻の職場で上司面談があったらしい。

 

妻はてっきり子育てしながら仕事頑張っているねと褒められると思っていたようだが、校長、教頭からはもっと仕事しないといけないという指導だったという。

 

クラス担任で、研修にも参加し、他の先生たちと変わらない仕事はこなしているのもにも関わらず、そのような指導。

 

上司いわく、若いうちは土日の勉強会に参加して能力を鍛える必要があるとのこと。子育てフルタイムで働いていて、土日は勉強会なんて出てたら子どもといつ触れ合えばいいの!って感じなのである。

 

わたしはその話しを聞いて、つくづく学校現場が世間の認識とズレているかを感じた。

 

その上司たちは男で、若いときの子育ても奥さんに任せっきりだっただろうから、そのようなことを言えるのだろう。

 

いまの時代、30年前なら大卒の新卒給料は20万円が当たり前で年功序列で給料は上がらない、支払う税金は増え、物価も高くなっているため、共働きでしか家計がなりたたない若手夫婦ばかりである。

 

教員はその中でも時短勤務もできず、業務量も非常に多い、最も子育てに向かない仕事といってもおかしくない。

 

最近は教員離れで倍率が下がっていると聞くが、そんなの当然の結末であり、いまの管理職の人たちが退職して、教員の働き方が大きく変わらない限り、教員人気の復活はこないだろう。

 

民間企業は、テレワークの普及も進み、比較的柔軟な考え方に変わってきた印象があるが、教員の世界はまだまだ体質が古い。

 

共働きで収入がたくさんあってうらやましいと言われることがあるが、平日はバタバタでキツく、2人とも正社員じゃないと家計がもたないから働いているのだ。妻がパートで済むなら子どものためにもそっちの方がいい。

 

少子化ということが日々叫ばれているが、体力的に共働き夫婦が子どもを3人も4人も作れないだろう。日々を生きるので必死なのである。

 

それなのに保育園の保育料は、共働き=給料が多い方が圧倒的に高いのである。専業主婦家庭と比べ、5万/月くらい差があるだろうか。働けば働くほど支払いが増える仕組みだ。

 

一方で先日NTTグループが給料減額という記事が出ていたが、日本企業はどこも同じような境遇にあるのかもしれない。明日は我が身か。